被災地にサンタを つながる会議が募金箱設置


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募金を呼び掛ける高田さん(右)=2日、那覇市安里のコミュニティカフェOrijin

 東日本大震災の被災地と沖縄をつなぎ、継続的な支援や交流の在り方を考えるネットワーク「東北・沖縄つながる会議」はこのほど、甚大な被害を受けた岩手県の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ろうと南城市内の小中学生が作製した募金箱を県内約30カ所に設置した。今後、さらに設置箇所を増やす方針。

 募金は被災地支援のボランティネットワークNPO法人遠野まごころネットが実施している「サンタが100人やってきた!」プロジェクトに全額寄付される。同会議の高田睦史さんは「募金活動を通して被災地支援と被災地の子どもたちの笑顔を一つでも多く広げたい」と語った。21日には豊見城市でフットサル団体「daimon」と東北応援チャリティースポーツ大会を開催する予定。
 問い合わせ先は東北・沖縄つながる会議・仲村隆志さん(電話)090(4512)7737。