12日午後0時40分ごろ、糸満市喜屋武の県水産海洋技術センター東方約230メートルの原野で、磁気探査をしていた作業員が地下約1メートルに埋まっていた米国製とみられる1トン級の不発弾を発見した。
不発弾は長さ約180センチ、直径約60センチ。陸上自衛隊那覇駐屯地などによると、不発弾の中には火薬が入っており、信管は二つ付いていた。現場周辺に住宅はない。
県防災危機管理課によると、陸上で1トン級の不発弾が見つかったのは1990年4月以来23年ぶりで、72年の本土復帰以降6件目。
今後、陸自の不発弾処理隊が現場で信管を抜き取り、回収する。作業日時は未定。
英文へ→One-ton unexploded ordnance found at Cape Kyan in Itoman