県系人ネットの拡充へ意見交換 交流参加者が「同窓会」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ウチナーネットワークの必要性について議論する参加者=8日、浦添市のJICA沖縄国際センター

 【浦添】県系人ネットワークの拡充を目的に、県が実施してきた交流事業の参加者が集う「集まれ!ウチナーネットワークの担い手たち 大同窓会」(主催・県、県国際交流・人材育成財団)が8日、浦添市のJICA沖縄国際センターで開かれた。県内在住の20代を中心に約80人が集まり、事業に参加して得た経験やウチナーネットワークの継承について語り合った。

 「ウチナーンチュ子弟留学生受け入れ事業」と「アジアユース人材育成プログラム」「ウチナージュニアスタディー」「海邦養秀ネットワーク構築事業」の四つの交流事業のいずれかに参加した県内在住者が集まった。
 同日午前は分科会として、4事業の参加者に分かれて交流の意義について語り合った。午後は「ワールドカフェ」と称して、「ウチナーネットワークの必要性」について議論した。参加者からは「ウチナーネットワークの構築が自分の使命」などの声が上がり、事業を通して感じた意見が活発に交わされた。