喜屋武さん最優秀賞 りゅうPON!題字コンテスト


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喜屋武瑞己さん

 創刊3周年を記念して行われた「りゅうPON!題字コンテスト」の最優秀賞に、今帰仁村立天底小学校5年の喜屋武瑞己さん(11)の作品が選ばれた。審査会が19日、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、優秀賞6作品と審査員賞2作品も決まった。最優秀賞は1月5日付「りゅうPON!」の題字に採用し、その他の賞は同紙面で紹介する。

 喜屋武さんは枠からはみ出るほどの大きなりゅうちゃんを描き、蛍光ペンや色鉛筆など15色以上を用いて、題字を浮かび上がらせた。
 審査委員長を務めたイラストレーターで切り絵作家の三木静さんは「表現力が群を抜いて素晴らしく、満場一致で決まった。りゅうちゃんを大胆に配置するなど個性が生き、題字のカラーも埋没しないよう工夫されていた」と評価した。
 喜屋武さんは「地球のように大きく丸いりゅうちゃんが、世界中の人を温かく抱きしめているように工夫して描いた」と話した。
 作品は小中学生から公募し、昨年の702点を上回る738点が寄せられた。優秀賞と審査員賞の入賞者は次の通り。
 【優秀賞】末吉麗菜(大里中1年)▽安座間かのん(興南中1年)▽仲里あゆみ(天底小6年)▽西原和夏(真和志小3年)▽富永華名(仲里小3年)▽砂川さくら(伊野田小2年)
 【審査員賞】大城舞鈴(天願小6年)▽高江洋介(同)