大和産業若力が初V 豪剣荒富士下す 新春北部大闘牛大会


社会
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熱戦を展開したシーの一番=今帰仁村営闘牛場

 2014年の沖縄闘牛の幕開けとなる新春北部大闘牛大会(主催・北部闘牛組合、共催・琉球新報社)が元日の午後1時から、今帰仁村営闘牛場で開催された。闘牛ファン期待の注目のシーの一番は、若手有望牛の大和産業若力が豪剣荒富士を5分45秒で下して初優勝した。

 1トンを超える巨漢牛同士の激突となったシーの一番は、両牛ともに序盤から掛け技と腹取り攻撃で激しく攻め合い、力の入った白熱した闘いを展開。しかし、試合時間の経過とともに大和産業若力が盛り返し、最後は強烈な腹取り攻撃で制した。大和産業若力は負けなしの4連勝。
 シーの二番は、トラムクーパンダが浜川闘神王を強烈な腹取りで下し、昨年の春の全島大会での敗北を払拭(ふっしょく)する白星を挙げた。
【優勝】大和産業若力
【殊勲賞】トラムクーパンダ
【敢闘賞】雷神グリース
【技能賞】飛龍王パンダ
左が勝ち牛。
大和産業若力(05分・45秒)豪剣荒富士
トラムクーパンダ(02・04)浜川闘神王
あみひろ号(05・44)竜輝斬克龍
赤虎(00・33)きんきんパンダ
優力也(00・53)屋部雷神
剱神(不戦勝)城青龍丸
清風花形(01・06)テスリ産業平嵐
―東天龍美々―(04・31)琉仁ばくだん
雷神グリース(22・02)琉桜
飛龍王パンダ(09・48)優琉神謝名天龍
優琉神三男坊(5分引き分け)南国☆翔天龍