【ペルー】県人会、新年会盛況500人


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新たな年を迎え、健康となお一層の発展を祈って共に乾杯を唱和する参加者たち=5日、ペルー県人会館大ホール

 2014年の幕開けとなったペルー県人会恒例の新年懇親会が5日、ペルー県人会館・西銘順治大ホールでホルヘ・あきら山城日系人協会長、金城佳代子日系婦人会相談役、在ペルー市町村代表のほか会員が多数出席し、盛大に開かれた。

 県人会(ルイス嵩原会長)と婦人会(トミ嘉手納会長)共催の新年懇親会は毎年各団体が協賛し在ペルー日系人団体の先陣を切って、年頭行事として定着している。
 真夏の太陽がさんさんと降り注ぐ中、500人近い祝賀客で会場は埋め尽くされた。セレモニーは「年の始め」の斉唱で始まり、続いてルイス嵩原県人会長、トミ嘉手納婦人会長、山城日系人協会長の順で年頭のあいさつが続いた。
 その後、親川義一県人会顧問から出席者全員の健康と発展を祈って、高らかに乾杯の音頭が唱和され、新たな気持ちで新年がスタート。ことしのえとは午(うま)年とあって約20人以上の年男、年女たちも詰め掛け、それぞれに記念品が手渡されてセレモニーは終了した。
 第2部は正月料理を賞味しながら演芸部員が繰り出す余興に見入り、会場は大盛況に達した。(赤嶺光弘通信員)