【ペルー】県人会スポーツ・夏祭りに2千人


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 ペルー沖縄県人会(ルイス嵩原会長)主催の市町村対抗スポーツ大会の開会式と夏祭りが2日、県人会第一サッカー場とバレーボールコート広場で行われた。

 スポーツ大会開会式は、各市町村代表団の入場行進で始まり、昨年の総合優勝チーム、うるま市から優勝旗と総合優勝杯の返還、サッカー優勝チームの北中城村から優勝杯が返還された後、カティ東門選手とヒデトシ新垣選手が力強く選手宣誓した。開会式終了後、バレーボールコートで夏祭りが盛大に行われた。
 祭りの会場周囲には、各市町村のスタンドが立ち、沖縄料理やペルー料理、弁当などが販売され、2千人近い入場者で会場は満杯状態となった。
 夏祭りには遠路はるばる、沖縄からアルベルト城間さん率いる「ディアマンテス」が駆け付けて祭りを大いに盛り上げた。べトーの愛称で親しまれている城間さんは、ペルー生まれの3世で父方は屋我地、母方は宜野湾。二十歳の時にリマ市で開催された「パン・アメリカン歌謡大会」で優勝の褒美としてリマ―東京間の航空切符を手に入れて上京。その後、長年の夢だったプロ歌手を目指して、「ディアマンテス」を結成し、現在に至っている(赤嶺光弘通信員)