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【西原】「第7回ジャガイモスーブ(ジャガイモ勝負)」が16日、西原町の小波津集落センターで開かれた。区民34人が、丹精込めて育て上げた自慢のジャガイモを披露し、重量などを競い合った。
1個の部では比嘉文勇さんが930グラムで優勝し、10個の部では6650グラムの小波津祐光さんが頂点に立った。
出展されたジャガイモはどれも約10~15センチの大物たち。ことしは雨が少なく例年以上の大きなジャガイモが並んだ。表彰式で入賞者の名前が読み上げられると、会場からは歓声が上がり、それぞれの健闘をたたえた。大中小三つのイモの重量を当てる部門では、糸数敏郎さんが誤差20グラムで優勝した。
1個の部で845グラムのジャガイモを披露し、3位に輝いた呉屋盛光さん(75)は「防風ネットの活用や埋める深さなどに工夫を凝らした」と笑顔を見せた。
呉屋さんとライバルという小波津三郎さん(75)は10個の部で50グラムの僅差で2位に輝いた。小波津さんは「あと100グラムあれば1位だった。秘策は、芽が出たら毎日、畑に行くことだ」と胸を張った。
同自治会の婦人部が調理した肉じゃがやポテトサラダなどのジャガイモ料理も振る舞われた。