シニアの生活 豊かに 「幸寿大学校」4月開設


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「ペアーレ楽園・幸寿大学校」の体験会=12日、沖縄市の東南植物楽園

 【沖縄】沖縄文化健康センター「ペアーレ沖縄・タピック」(沖縄市松本)は、60歳以上のシニアを対象に健康や生活の知識、沖縄の文化・芸能などを学べる講座「ペアーレ楽園・幸寿大学校」を4月17日に開校する。

 開校に先立ち12日に、沖縄市の東南植物楽園で体験会を開催。約50人が参加し、琉球古典音楽の基礎知識や、認知症防止のための脳の働きを学んだ。同大名誉学長の大城浩さんは「人生が豊かになるため新しい一歩を踏み出そう」と入学を呼び掛けた。同大学では、高齢者の健康や生活の知識、沖縄の文化や歴史の専門家を招いて学習する。東南植物楽園を主会場に健康運動や多文化交流会などにも取り組む。
 受講料は年額6万5千円。募集定員は50人で修学年数は1年間。募集期間は23日~3月20日まで。問い合わせは同大事務局(電話)098(934)6111。