実践的営業 街で学ぶ IDA、ミハマにサテライト


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サテライトデザインスタジオで授業を受ける学生たち=14日、北谷町美浜

【北谷】専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA、浦添市牧港)は14日、北谷町美浜のカーニバルパーク・ミハマ内に、パソコンを使ったデジタルデザインや出張授業を行うことができる「サテライトデザインスタジオ」を開設した。

この日は同校の1年生23人が授業を受け、カーニバルパーク内の店舗に「営業」を行った。
学生たちが普段学んでいる映像制作などの技術を、カーニバルパーク内店舗のPRに利用することで活性化を図り、依頼主と学生が対面して実践的な営業を体験することが狙い。デジタルデザイン科講師の大山健さんは「自分で作ったものを直接依頼主に手渡して喜ぶ顔を見ることで、デザインの楽しさを知ってほしい」と話した。
学生たちは午前中に映像制作の授業を受けた後、店舗を回ってちらしやPR映像の制作依頼を受けて、その日のうちに作品を仕上げて納品した。アクセサリーショップのちらしをデザインした新垣彩香さん(19)は「初めてで難しいこともあったけれど、楽しみも感じた。お店の人に喜んでもらえるようなデザインをしたい」と話した。