【アメリカ】にぎやかに新年祝う 北米県人会、520人参加


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壇上で宣誓をする新役員ら=ロサンゼルス郊外クワイエット・キャノンレストラン

 北米沖縄県人会の新春親睦会と新役員就任式が1月19日、ロサンゼルス郊外モンテベロー市のゴルフ場クワイエット・キャノンレストランで行われ、520人が参加した。コリン・フーさんの歯切れの良い司会で第一部を進行、国吉信義会長はウチナーグチと英語で新年のあいさつをし、古典音楽斉唱で開幕した。

 三線、琴、太鼓などが演奏された後、マン・オブ・ザ・イヤー(年男)にハーバート・アサトさん、ウーマン・オブ・ザ・イヤー(年女)にヨネコ・ナカムラさんが選ばれ、ガーデナ市長のポール・タナカさん、国吉信義沖縄県人会長から表彰状が授与された。
 そのほか、4人のボランティアに特別賞が授与された。引き続き来賓の紹介があり、当銘貞夫南加(南カリフォルニア)県人会協議会会長、青木義男南加日商の2人が代表あいさつをした。
 比嘉朝儀元沖縄県人会長が在ロサンゼルス日本国総領事賞を受賞したことを受けて、沖縄県人会が表彰した。総領事賞とは、在外公館の任務遂行に協力し、諸外国との相互理解及び友好親善の促進を図るなど、特に推奨するに値する顕著な貢献、善行を行ったと認められる個人を顕彰する目的で行われている。
 第2部はジョセフ・ジョーンズさんとアキコ・ヤマウチさんが司会で余興プログラムを進行した。琉球舞踊、フラダンス、琉球民謡、歌謡舞踊、カラオケとダンス、琉球国祭り太鼓など多くの催し物が披露され、抽選会も開かれた。最後にカチャーシーで新年に弾みをつけ、みんなが輪になり芭蕉布を歌って閉幕した。
(当銘貞夫通信員)