【北中城】北中城村立島袋小学校6年の児童約50人が4日、村東海岸に広がるアーサ養殖地で収穫作業を体験した。体験後は自分たちで採ったアーサをスープやスコーンに使って試食し、村の特産品について理解を深めた。
漁師らでつくる村漁業集落や村地産地消推進協議会、県水産海洋技術センターによる取り組み。収穫の喜びや自然の恵みへの感謝、地域で採れる食材や食生活との関係などを学ぶ目的で毎年開催されている。
アーサは4月まで成長することから、児童らははさみを使って収穫した。指導した佐敷中城漁業協同組合北中城支所の田仲康信支所長は「特産品でもあるアーサのことを理解してもらえるとうれしい」と語った。