【沖縄】東村出身者でつくる郷友会・東村あけぼの郷友会がこのほど再結成した。区単位の会活動は続いており、村全体の郷友会を組織し、出身者の親睦を深めながら、郷里の発展を支えることになった。会員拡大を目指しており、出身者の連絡を呼び掛けている。
新年会を兼ねた結成祝賀会が2月23日、沖縄市内で開かれた。
沖縄市観光協会長で村慶佐次区出身の仲村富吉さんが郷友会長、沖縄市元教育長で川田区出身の渡嘉敷直勝さんが事務局長に就任した。祝賀会には伊集盛久東村長らも出席した。
村全体の郷友会は戦後長く活動を続けたが、40年ほどまえに休止した。その後も同村6区のうち川田、有銘、慶佐次の3区の出身者が集う郷友会は存続している。
出身者同士の交流を図り、郷里との連携を促進する考えから、郷友会再結成の機運が高まった。仲村さんや渡嘉敷さんらが中心となり、準備を進め、これまでに30人による役員体制を固めた。
仲村会長と渡嘉敷事務局長が7日、琉球新報中部支社を訪問。「結成を村も喜んでくれている。多くの会員を集め、親睦を図りたい」と語った。
郷友会は村出身者の参加を募っている。問い合わせは(電話)090(3792)4774(渡嘉敷)。