地域活性化に貢献 北中城ゆるキャラ考案6人表彰


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北中城村の地活キャラと共に北中城を示す「グー」のポーズを決める考案者ら=12日、北中城村役場

 【北中城】北中城村は12日、このほど誕生した村の地域活性化キャラクター(地活キャラ)3体を考案した6人を表彰した。3体は村が公募した556点から選ばれたキャラクターで、表彰式で新垣邦男村長は「地域活性化に活躍してくれると思う」と期待した。

6人には図書券や賞金が贈られた。
 シーサーやヒマワリがモチーフの「北のぺーちん」は、北中城小4年の島琉希君(10)、北中城中2年の山田菖平君(14)と同3年の新垣留奈さん(15)、新垣鈴香さん(同)の4人の作品を合作し誕生した。顔をデザインした島君は「とてもかっこいい」と語った。
 緑色が特徴の「中ゆくりん」は、村内でカフェを営む玉城愛さん(40)によるアイデア。「カフェに来る女子大生をイメージした。今後あちこちで見られると思うとうれしい」と喜んだ。
 おっとりした「城(ぐすく)まーい」を制作した北中城高2年の幸喜舜君(17)は「パッションフルーツの色でかわいらしさを表現した。家族も喜んでくれた」と話した。