【ドイツ】会員増え にぎやかに 県人会が新年会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新しい顔触れが多く参加したドイツ県人会の新人会

 ドイツ沖縄県人会の恒例の新年会がこのほど、ケルン市内にある宮古出身の上原教引氏が経営する「レストラン都」で行われた。昨年秋に会長を引き継いだフレッシュな崎原永人さんによってリニューアルされたホームページやフェイスブックのおかげで、新会員が急増し、新しい顔ぶれを囲んだ新年会だった。

 新人会員らは、ドイツに23年の歴史を持つ沖縄県人会の存在に驚き、ゴーヤーチャンプルー、ソーキ汁、クーブイリチーに感動していた。
 冒頭で外間久美子前会長が、ドイツ県人会の前身になった4家族による親睦会、第1回世界のウチナーンチュ大会をきっかけにドイツ沖縄県人会が1991年に発足した当時の思い出が語られた。
 続いて新会長・崎原さんによるベルリン国際映画祭の報告があり、これからのドイツ沖縄県人会の抱負が語られた。
 また、ウチナーンチュ子弟留学生等、県主催交流事業の活性化のため、ドイツを訪問している世界若者ウチナーンチュ連合会沖縄本部事務局長・比嘉千穂さん(琉球大学4年生)も出席し、世界の若者ウチナーンチュのネットワークを一緒に広げたいと語り、今年ヨーロッパで予定されている世界の若者ウチナーンチュ大会の参加も呼び掛けた。
 この日は、会長引き継ぎも行われ、23年間ドイツ沖縄県人会をボランティアで支えてきた前会長の外間久美子さんとドレーアー仲松京子さんへの花束贈呈があった。
 その後、「琉球と八重山の掛け合い」と題するミニコンサートが、西野幸伸さんと崎原さんによって行われ、最後はカチャーシーで盛り上がった。
 (外間久美子通信員)