【ハワイ】ホームステイで国際交流 県内高校生


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アロハ・パーティーで、左下が座波君。左上がキノネス君=ハワイ沖縄センター

 ハワイ沖縄センターで3月7日、高校生海外平和雄飛プロジェクトのアロハ・パーティー(送別会)が行われた。プロジェクトでは、沖縄県全域から来た24人の生徒らがハワイの家庭で2月22日から2週間、ホームステイをしながらフィールド・トリップや学校体験を通して、ハワイの文化や歴史、平和について学んだ。

 アロハ・パーティーには、沖縄からの生徒、引率団だけではなく、ハワイ側でプロジェクトを主催しているハワイ沖縄連合会の役員、ホストファミリーが集い、参加生徒とホストした生徒に修了証が授与された。
 参加した生徒の一人、豊見城高校2年の座波大輔君は、ホームステイに関して「毎日過ごしていくうちにだんだん慣れてきて、楽しく会話ができるようになった」と語った。
 座波君をホストしたキャッスル高校3年生のチャッド・キノネス君は、学校のホストファミリーをしていた友人に影響を受け、今回参加した。「予想以上に素晴らしい経験で、びっくりした。大輔に沖縄のことをたくさん教えてもらったし、僕も彼にハワイのことをたくさん教えた」とキノネス君。6月にも、このプロジェクトで来沖し、座波君の家庭で2週間ホームステイをする予定だ。「本当によいプロジェクトなので、来年も沖縄から、多くの高校生にハワイに来てほしい」とキノネス君は力説した。(矢部久美子通信員)