社会

ペルーの地酒「ピスコ」で乾杯 北中城出身・城間さん生産

「ピスコ・グスクマ」で作ったピスコサワーで乾杯する参加者=15日夜、北中城村安谷屋の酒楽コリブリー

 【北中城】ペルーで日系人として唯一、地酒の「ピスコ」の生産に取り組んでいる北中城村出身の県系2世城間(ぐすくま)ミゲルさん(66)の商品「ピスコ・グスクマ」を飲んで楽しめる酒場がこのほど、同村安谷屋に開店した。

15日夜、ピスコの普及を兼ねて開かれた「ピスコを楽しむ会」に輸入元の会社や村の関係者ら多くの客が集まり、ミゲルさんの造ったピスコの香りやさっぱりとした味わいを堪能した。
 開店したのは「コリブリー」で、店長の城間俊茂さん(52)がミゲルさんのおいに当たる。俊茂さんは「祖父の代からペルーに渡り、大変苦労したと思う。成功することは簡単なことではない」と叔父の活躍をたたえる。
 ピスコはブドウを原料にした蒸留酒で、ペルー国内で最も親しまれている地酒の一つ。公式パーティーでは、サワーにして乾杯するのが一般的だという。城間さんの「ピスコ・グスクマ」は芳醇(ほうじゅん)な白ブドウの香りが特徴。
 会には「ピスコ・グスクマ」の輸入元となっているギアリンクス(岐阜県)の中田智洋社長も駆け付けた。同社では5千本のピスコを扱っているほか南米の日系人農家を応援しており、中田社長は「ミゲルさんのふるさと北中城村からピスコを広めたい。ピスコで始まった交流を今後も続けたい」と語った。
 コリブリーでは「ピスコ・グスクマ」の購入も可能。アルコール度数は42度で、1本2800円。問い合わせは(電話)098(935)0128。
英文へ→Okinawan Peruvian begins sales of Peruvian liquor Pisco