東北・北海道の味いつでも 沖縄市・一番街「物産市」オープン


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市民や関係者らでにぎわう東北・北海道物産市=4月25日、沖縄市の一番街商店街

 【沖縄】沖縄市中心市街地の活性化を目指すコザまちづくり(長山一則社長)は4月25日、北海道と東北6県の特産品を取り扱う常設物産展「東北・北海道物産市」を同市中央の一番街商店街にオープンした。

県内では珍しい野菜や加工食品などを買い求める人たちが多く訪れ、初日から大盛況となった。
 オープニングセレモニーで東門美津子市長は「間違いなく多くの市民が通うと思う。一番街と沖縄市を盛り上げてほしい」と話した。店舗内ではさまざまな特産品が地域ごとに展示されており、山菜や生わさびなどこだわりの食材も目を引いた。今後は採れたてのホタテやサンマなど、季節の海産物も取りそろえていく予定だ。
 長山社長は「1年かけて東北、北海道を回り、沖縄にない味を探し求めてきた。これから『おいしいものづくり』に精いっぱい頑張りたい」と話した。
 営業時間は午前9時から午後7時で、休みは正月三が日のみ。