西原町新庁舎1階、愛称「さわふじホール」 津波古さん名付け親に


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表彰を受けた津波古愛さん(中央)と母親の和さん、弟の紘君=4月26日、西原町の「さわふじ未来ホール」

 【西原】4月26日に催された西原町役場新庁舎の落成式典で、1階部分に併設された町民ホールがお披露目された。ホールの愛称「さわふじ未来ホール」は、津波古愛(かな)さん(西原南小6年)の応募作が採用された。

津波古さんは「家族みんなで応募した。どんな言葉が西原に合っているか、思い付いた言葉をいろいろ組み合わせながら考えた」と喜んだ。
 サワフジ(サガリバナ)は西原の町花木で、「おばあちゃんの家の近くで見た。かわいい花だった」と話す。名付け親として真新しいホールを見渡し「客席が多くて広い。(表彰状授与で)舞台に上がると思っていなかったので緊張した」と笑顔を見せた。
 式典には母親の和(なごみ)さん、弟の紘(ひろむ)君と共に出席。和さんは「琉舞を習っていて、愛称採用に踊りの先生も喜んでくれた。いつかこのホールで踊れる機会がくるのを楽しみにしている」と目を細めた。