地域

共に育つ環境を 障害児通所支援事業所「和順」が開所

地域の子育て拠点としての役割に期待を寄せた障害児通所支援事業所「和順」の開所式=9日、糸満市阿波根

 【糸満】知的障がいや発達障がいのある子どもを対象に、発達を促すための支援をする障害児通所支援事業所「和順」がこのほど糸満市阿波根に開所し9日、同事業所で開所式が開かれた。利用する児童とその保護者、糸満市社会福祉協議会の役員ら約40人が参加し、地域の子育て拠点としての役割に期待を寄せ、開所を祝った。

 和順は、放課後等デイサービスと未就学児を対象にした児童発達支援を手掛ける。服の着脱など日常生活の基本動作の習得、生活マナーや対人関係を身に付けることができるような訓練のほか、地域行事への参加や文化活動も取り入れる。
 相談支援専門員が常駐し、利用者からの相談にも応じる。和順を運営する社会福祉法人「袋中園」は、児童養護施設や障がい児入所施設なども運営しており、隣接する他施設との連携も考えているという。
 就学前の児童から高校卒業までの若者を受け入れ、利用定員は1日10人。主に糸満市、八重瀬町の児童が通っている。利用には市町村が発行する障害福祉サービスの受給者証が必要になる。管理者の加島勝男さんは「地域社会と手を取り合って、ハンディのある子もない子も共に育つ環境づくりに努めたい」と抱負を語った。