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在亜日系団体連合会(FANA)主催の「秋祭り」が4月5日、沖縄県人会連合会会館で行われた。例年、主にアルゼンチン日系高齢者や福祉活動をサポートするための資金集めを目的に開かれる催し。
FANA加盟団体、JICA青年ボランティア、AUN(日系学士会)、ブエノスアイレス近郊から他の日系団体、舞踊団体、空手道場など多くの団体から協力を得て実施された。
ことしの祭りは、当初は市政府の認可を得て沖県連会館前のサンフアン大通りを遮断し、その路上で太鼓ショーや空手の実演、食べ物、日本食品、土産物、衣料品、鉢物、装飾品などの露天売店を開く予定だったが、雨が降ったために急きょ会館内に変更になった。悪天候にもかかわらず、盛況だった。FANAによると約千人の入場者が集まった。
笹原、中野両JICA青年ボランティアの指導による柔軟体操や娯楽ゲーム、琉球國祭り太鼓の演舞、AUN(日系学士会)コーラス隊の合唱、在亜日本人会剣道部(指導・三浦大祐氏)の実演、空手(松林流、指導・比嘉マルセロ氏)、夢海渡太鼓など盛りだくさんのプログラムとなった。
今回の秋祭りで集まった資金は、FANAによると約8万5670ペソ(1万617ドル)だった。
(大城リカルド通信員)