経済

人工ふ化クロマグロ稚魚、名護で県内初養殖へ

 【名護】商社の豊田通商(名古屋市)が、名護市の羽地漁業協同組合が管理する漁業区域内で、世界初のクロマグロ完全養殖に成功した近畿大学と協力し稚魚の養殖を計画している。完全養殖するクロマグロの稚魚養殖は県内で初めて。

 同社は近大と技術提携し、既に長崎県五島市で事業を展開、同大から人工ふ化した稚魚の提供を受け、海上に設置したいけすで「中間養殖」を手掛けている。名護市でも五島市と同様の事業展開になるという。豊田通商は羽地漁協の組合員となり、名護市内に現地法人を設立する予定。早ければ来年9月にも事業を開始するという。
 担当者は「沖縄県内の海洋条件など、まだ分からない部分がある。養殖数は小規模から始め、状況を見ながら順次拡大していきたい。現地法人を設立し腰を据えて取り組んでいく」と話している。漁協関係者らによると名護市の北側の海域を想定している。
 近大は親魚の産卵からふ化、養殖用稚魚の出荷など一連の工程を人工的に循環させている。
英文へ→Toyota Tsusho Corporation plans to start juvenile bluefin tuna farming in Nago



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