「オクラの日」料理多彩 麺、ケーキ、餅、パン…


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オクラアレンジ料理を紹介するうるま市オクラ産地協議会のメンバーら=7日、沖縄市登川のちゃんぷるー市場

 【うるま】7月7日の「うるま市オクラの日」に合わせて7日、市オクラ産地協議会は沖縄市登川のちゃんぷるー市場でオクラ麺やオクラ料理の試食・販売を行った。オクラシフォンケーキやオクラペーストを使った生地の餅やどら焼きなど、多彩なアレンジ料理が振る舞われた。

 オクラを使った商品開発は、中部農林高校のオクラプロジェクトチームが青果として出荷できない規格外のオクラをペースト状にし、沖縄そばや冷やし中華用の麺を開発したことから盛んになった。昨年8月に、協議会を設立し「市オクラの日」を制定した。
 7日は中農生がオクラ麺の冷やし中華やオクラパンなどを販売した。市内の農協4支部の婦人部が、あん餅やくず餅、オクラゼリーなど多彩なオクラ料理を紹介した。
 オクラ麺の冷やし中華を試食した比嘉沙也加さん(27)=沖縄市=は「定番の料理法しか分からなかった。アレンジレシピを知って知識になるし、おいしい」と話した。
 中農のプロジェクトチームの前田桃香さん(17)は「オクラ麺の開発をした先輩たちに感謝し、今年はもっとオクラ麺や料理が広がるように頑張りたい」と話した。