第96回全国高校野球選手権沖縄大会最終日は20日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで決勝戦を行い、沖尚が糸満に6―1で勝利、2年連続8度目の優勝を果たした。
序盤は沖尚の先発・山城大智、糸満の先発・赤嶺祥吾がともに粘り強い投球で何度もピンチをしのいだ。糸満は四回1死一、二塁で砂川聖が左中間を破る二塁打で1点を先制。沖尚は七回無死二塁から安里健が左方向に抜ける二塁打で同点とした。沖尚は八回、赤嶺謙の安打を皮切りに西平大樹、上原康汰、久保柊人の適時打で4点を奪って勝利を大きく引き寄せた。
沖尚は8月9日から阪神甲子園球場で行われる第96回全国高校野球選手権に県代表として出場する。