旬の野菜で地産地消 八重瀬、親子ら17人調理体験


社会
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旬の野菜を使った料理を完成させた参加者ら=16日、八重瀬町の西武プラザ公園ハーブ体験工房

 【八重瀬】旬の野菜を使用した「なんぶのはるみち農業・農村体験」が16日、八重瀬町の西武プラザ公園ハーブ体験工房で開かれ、親子ら17人が参加した。本島南部の農家の女性たちでつくる団体「みなみの味グリーン・ツーリズム」(玉城吉江会長)の企画で第20回を迎えた。

 島野菜入りソーセージ、ハンダマご飯、かぼちゃのさっぱりスープなど地元産の野菜を使い、7品目を完成させた。トウガンを具にした黒糖ぜんざいは新食感が楽しめ、農家特製ハーブティーはレモングラスやミントの香りが広がった。
 浦添市から参加した山口琉音さん(8)=当山小3年=は「自分で作った料理はおいしかった」と笑顔だった。
 大城修さん(64)は妻の美恵子さん(59)と参加し「レシピが参考になった。地産地消に取り組んでいきたい」と話した。