美ら海、外国客大幅増 5年で2倍、台湾トップ


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沖縄美ら海水族館外国人入館者数

 沖縄美ら海水族館(本部町)への入館外国人観光客数は好調に推移している。同館の調査によると、2009年度は年間約7770人だったが、13年度は約1万6160人と、5年間で約2倍と大幅に増加した。

入館者数の比率も09年度が6・8%に対し、13年度が11・9%に伸びた。上位3位は台湾、香港、韓国の順だった。
 同調査は09年から始め、年4回行い、1回につき4日間ずつ実施した。通年の実数ではない。
 円安や海外路線の拡張により観光客数が増加したことが、同館の入館者数増にもつながったとみられる。
 一方、外国人客を含めた全体の入館者数は09年度が約11万4110人、13年度が約13万6120人となり、5年間で19・3%増となった。
 宮原弘和館長は「現在多言語パンフレットを外国人客に配布しているが、まだ十分な対応ができていない。今後外国語ができる人材を確保するなど、いろいろ検討していきたい」と話した。
英文へ→The number of foreign tourists to the Okinawa Churaumi Aquarium significantly increasing