第96回全国高校野球選手権大会に出場した沖縄尚学ナインが23日帰沖した。空港には同級生や家族、関係者ら約250人が出迎え、同校として夏は初めてとなる8強入りをたたえた。赤嶺謙主将は「自分たちの力は全て出し切ったつもりだ」と歓迎に応えた。
沖尚ナインらは久しぶりに会う同級生や家族の出迎えを受け、表情を和ませた。空港ロビーでの報告会で名城政次郎校長が選手をねぎらい、比嘉公也監督は「生徒たちは最後まで諦めずによく頑張ってくれた。次はこれ以上の成果を目指して頑張りたい」と述べた。
エースの山城大智は「皆さんの応援があったからここまで野球ができた。熱心に応援してくれる県民性が一戦一戦の力になった」と感謝した。主砲の安里健は「国体が最後の戦いなので、みんなで楽しんで悔いなく終わりたい」と次の目標を掲げた。