まち活性化へ質問・提案 沖縄市こども議会


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沖縄市のイメージキャラクター「エイ坊」の絵描き歌を提案するこども議員ら=20日、沖縄市議会

 【沖縄】沖縄市は2014年度沖縄市こども議会を20日、同市議会で開いた。友寄英玲(えれい)議長をはじめ、市内8中学校の24人の中学生が「こども議員」として、沖縄市のまちづくりについて質問・提案した。

 こども議員は「TEAM観考」「明るく楽しく安心できる沖縄市を考える会」「教文党」「3Sの会」の4委員会を組織し、議会に向けて事前に学んできたそれぞれの関心のある分野について質問した。
 中央パークアベニューの活性化について質問した、TEAM観考の山内泰輝さんは「若い世代に人気の料理や衣服などの店を増やすべきだと思うが、予定はあるか」などと質問。市経済文化部担当者が「店舗改装の費用を行政が支援し、若い世代の出店を募っている」と答弁した。
 教文党の玉城佳音さんは沖縄市のイメージキャラクター「エイ坊」の絵描き歌をホワイトボードに実際に描いて、「歌を市のホームページでダウンロードできるようにしては」と提案。市経済文化部の担当者が「歌を作ってくるとは想定していなかった」と戸惑う場面もあった。
 質問終了後には、こども議会継続に関する決議が全会一致で可決され、友寄議長が桑江朝千夫市長に決議文を手渡した。