【統一地方選】宜野湾市議選 与党が過半数維持


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 【宜野湾】定数2議席削減で26議席に31人が立候補した宜野湾市議選は、佐喜真淳市長を支える与党が15議席を獲得して過半数を維持した。野党は改選前の10議席から2議席失い8議席、中道は1議席増やし3議席となった。

 与党候補は15人全員が当選した。選挙期間中、各候補は応援に駆け付けた仲井真弘多知事ら支援を受け、国や県と連携した経済発展などを訴えて支持を呼び掛けた。
 一方、野党の立候補者は11人にとどまり、投開票前から過半数割れが確定していた。そのため市の最重要課題となっている普天間飛行場問題に関しても、多くの県民が反対する辺野古移設の是非を争点化できず、前面に押し出せなかった。
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