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夫婦仲良く100歳 座間味宗栄さん、ウシさん 大家族に囲まれ笑顔

夫婦そろって100歳を祝った座間味宗栄さん(前列右)とウシさん(左)=15日、うるま市赤野

 【うるま】敬老の日の15日、座間味宗栄さんとウシさん夫婦=うるま市赤野=が、そろって100歳を迎え、自宅で祝賀会が開かれた。長男宗吉さん(78)ら子や孫、ひ孫らに囲まれ、「きょうは孫やひ孫がたくさんいて、うれしい」と、宗栄さんとウシさんは家族の繁栄をかみしめた。島袋俊夫うるま市長らも祝福に駆け付け、総理大臣からの祝い状や記念品などを伝達した。

 宗栄さんは1914年8月生まれで赤野出身。ウシさんは14年9月生まれで天願出身。21歳の時に結婚し、5男4女に恵まれた。宗栄さんが大工や軍雇用員、ウシさんが畜産業や農業、行商と、共稼ぎで家族を養ってきた。
 長男の宗吉さん(78)=沖縄市安慶名=によれば、宗栄さんは「真面目できちょうめんな性格だった。中途半端なことは大嫌い」と振り返る。
 波乱の1世紀を生きた父を見詰め「生活は大変だったと思う。でも大工をやっていて職人かたぎだったのか、あまり文句も言わない。優しい」と話す。そんな宗栄さんをウシさんも「信頼していたんでしょう。けんかもせず、いつも仲良かった」と言う。
 90歳までサトウキビ作りに汗を流していた。結婚80年を迎え、今はデイサービスに通うのが夫婦の楽しみだ。孫35人、ひ孫39人、玄孫(やしゃご)2人と大家族に恵まれた。正月や旧盆の時には、宗栄さんが大工の腕を生かして築いた自宅の家に「集まった家族が入りきれず、庭まで家族があふれる」と言う。祝賀会に訪れた島袋市長は「お元気そうで」と声を掛け、長寿にあやかった。