「4~5ヵ月で結論」 元上院議員ウェッブ氏、米大統領選出馬も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】ジム・ウェッブ元米上院議員は23日、米ワシントンの講演で2016年の次期大統領選について「あと4~5カ月ほど熟考したい。出馬は真剣に考えている」と述べた。出馬の可能性を明言したのは初めて。

 ウェッブ氏は上院議員時代は民主党に所属。12年に米軍普天間飛行場の辺野古移設見直しを求める議会の動きを主導した。
 16年大統領選は、民主党系候補ではヒラリー・クリントン前国務長官が本命視されているが、ウェッブ氏は民主党から出馬したいと明言した。
 同氏は海軍長官や国防次官補を歴任し、安全保障問題に精通する。12年には民主党のレビン上院軍事委員長や共和党の重鎮マケイン氏との連名で辺野古移設の見直しを米政府に求めた。