ろうあ者体育大会 仲西、ボウリング準V


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ボウリングの女子個人で準優勝した仲西麻美=28日、那覇市のサラダボウル

 第48回全国ろうあ者体育大会最終日は28日、県内各地でバレーボールやサッカーなど8競技を行った。ボウリング女子の個人戦で仲西麻美が準優勝し、島袋恵が4位に入った。男子の新垣匡史は5位入賞を果たした。

バレーボール女子は3位決定戦で愛知に2―0でストレート勝ちした。陸上の男子2部走り幅跳びで宇地原篤が3位となった。同大会が県内で開催されるのは初めてで、全国各地から1132人の選手が参加した。県勢は6競技に56人が出場して地元開催の大会を盛り上げた。第49回大会は2015年9月17~20日、京都府で開催される。

◆仲西、全国初入賞「実力は出せた」
 5年ほど前から本格的にボウリングを始めた仲西麻美は、これまで全国大会での入賞はなかった。「地元で準優勝できて、とてもよかった」と笑顔が輝いた。
 予選6ゲームは首位と31ピン差の2位。「ノーミスでやり通したい」と意気込んだ決勝だったが、第7ゲームが169、第8ゲームが157と不本意なスコアとなり、悔しさを感じたという。気を取り直した最終ゲームは、この大会ベストの213で終えた。
 大会では団体戦を含め、2日間で計15ゲームを投げ抜いた。仲西は「プレッシャーもあったが、実力は出せた。疲れたけれど今後も頑張って、来年は優勝を目指したい」と手話で意気込みを表した。