都道府県、歳入歳出2年ぶり増 アベノミクス効果で


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 総務省が30日公表した2013年度の都道府県普通会計決算(速報値)によると、歳入の総額は51兆5726億円で、歳出は50兆532億円だった。いずれも12年度比1・2%増で、2年ぶりのプラス。総務省は「安倍政権の経済政策『アベノミクス』により、税収と公共事業関連の支出が増えたため」と分析している。

 歳入では、国庫支出金が7兆3425億円で11・5%増えたのが目立った。政府が12年度末に編成した補正予算で、公共事業の自治体負担分を国が肩代わりする交付金が新設されたことなどが理由。
 歳出も補正予算による13年度実施の公共事業が増えた。
(共同通信)