冨田選手16年3月まで登録停止 日本水連が処分案


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競泳男子の冨田尚弥選手の処分案について記者会見し、謝罪した日本水泳連盟の鈴木大地会長(中央)ら=7日午後、東京都渋谷区

 日本水泳連盟は7日、東京都内で倫理委員会と常務理事会を開き、仁川アジア大会の競泳会場でカメラを盗んで略式起訴され、日本選手団を追放された競泳男子の冨田尚弥選手(25)=チームアリーナ=を、2016年3月31日まで選手登録停止とする処分案を決めた。

 日本水連役員らに対しては、泉正文専務理事と上野広治常務理事、競泳日本代表の平井伯昌監督を管理、監督が不十分だったとして、けん責処分とした。処分は今月下旬の臨時理事会で正式決定する。
 起訴内容によると、冨田選手は競泳会場で、韓国メディアのカメラを盗み、窃盗罪で略式起訴され罰金約10万円を納付した。
(共同通信)