香港、デモ解散求め学生と衝突 親中派集団、一時緊張


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香港中心部で、学生らが築いた鉄柵を撤去しようとするデモ反対派(左側)=13日(共同)

 【香港共同】香港の大規模デモ解散を求める約千人の親中国派集団が13日、学生らが座り込みを続ける中心部アドミラリティ(金鐘)の幹線道付近に押し寄せ、一部が学生らと衝突した。警官が双方を引き離したが、一時緊張が高まった。
 集団は近くの広場で集会を開いた後、学生らの占拠地域の近くになだれ込んだ。中年以上の男女が主体の集団のうち、マスク姿で金具を手にした複数の男性が、学生らが築いた鉄柵のバリケードを撤去しようとし、阻止しようとする学生らともみ合った。
 学生らは「暴力で排除しようとした」と非難する声明を発表した。
(共同通信)