独立住民投票、11月実施断念か スペイン・カタルーニャ


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 【パリ共同】フランス公共ラジオは13日、スペイン北東部カタルーニャ自治州政府がスペインからの分離・独立を問うために11月9日に実施する構えを見せていた住民投票の断念を決めたと伝えた。住民投票賛成派の政党幹部の話としている。
 同幹部によると、自治州政府は14日にも「代替案」を提示する。投票期日を遅らせて実施するか、住民投票の代わりに2年後に予定されている自治州議会選を前倒しする案などが示されるとみられる。
 住民投票に対しては、マドリードの中央政府が一貫して強硬に反対。先月29日には「住民投票は違憲」として憲法裁判所に提訴。
(共同通信)