松島法相、うちわ配布を「反省」 衆院法務委


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 松島みどり法相は15日午後の衆院法務委員会で、自身の選挙区内でのうちわ配布をめぐり野党から公選法違反の疑いがあると指摘されていることについて「討議資料を配ったつもりだった」と重ねて釈明した。その上で「うちわとして使う人もいる。法相就任後も配ったことを含めて反省する」と述べた。

 維新の党の丸山穂高氏は、イスラム教徒の受刑者に対する宗教上の食事の配慮を「逆差別」と批判した2005年の国会での発言を追及。松島氏は「国際的な人権問題を考えると、宗教への寛容性は極めて重要だ。国民の意見の一つを述べたつもりだったが、訂正する」と強調した。
(共同通信)