首相、靖国神社例大祭に供物 対中配慮 議連110人参拝


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靖国神社に奉納された「真榊」と安倍首相の名前が記入された札=17日午前、東京・九段北

 安倍晋三首相は、東京・九段北の靖国神社で17日から始まった秋季例大祭に合わせて「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊」と呼ばれる供物を私費で奉納した。同神社や首相周辺が明らかにした。11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での日中首脳会談実現を目指していることも踏まえ、20日までの例大祭期間中の参拝は見送る。
 一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は17日、集団で参拝した。議連によると、自民党や民主党、維新の党、次世代の党、みんなの党の計約110人が参加。
(共同通信)