小渕氏「知らないでは済まない」 観劇会の差額問題


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 小渕優子経済産業相は17日の衆院経産委員会で、自らの政治団体が2010年と11年に東京・明治座で開いた支持者向けの観劇会をめぐり、政治資金収支報告書の上で会費収入と支出に多額の食い違いが出ていることに関し「知らなかったでは済まされないという思いだ」と述べ、自らにも一定の責任があるとの認識を示した。
 同時に「差額が生じていることも含めて、報道で知った。大変多額であり、私自身驚いている」と強調。「差額がどこに消えたか私自身も分からない。どうして差額が発生したのかも含めてしっかり調べたい」として、事実関係の調査を急ぐ考えを重ねて示した。
(共同通信)