【電子号外】興南ハンド全国3冠 神奈川に36―33 長崎国体


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 【長崎国体取材班】第69回国民体育大会(長崎がんばらんば国体)第9日の20日、ハンドボール少年男子の県代表・興南は決勝で神奈川選抜を36―33で破り、県勢として3年ぶり4度目、興南単独チームでは9年ぶり2度目の優勝を果たし、全国3冠を達成した。興南は3月の全国高校選抜大会、8月の南関東総体も制しており、ことしの高校ハンドボール全国大会全てを制覇した。県勢の3冠は2005年の同校以来、9年ぶり2度目。

 興南は序盤、神奈川のパスワークに翻弄(ほんろう)され、先行を許す。川上勝太のポストシュートや宮國央芽の好セーブで流れをつかみ、同点に追い付いた。前半を16―16で折り返す。後半もシーソーゲームが続いたが、3点差で接戦を制した。
 興南はトーナメント2回戦から登場。兵庫、千葉、岡山を下して決勝進出を果たしていた。