陸自と米陸軍が北海道で共同訓練 連携して部隊運用


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 陸上自衛隊と米陸軍の共同実動訓練が北海道で始まり、千歳市の演習場で27日、開始式が行われた。双方が連携しながら部隊の運用性を高めるのが狙いという。訓練は11月7日まで。
 陸自第7師団(千歳市)によると、訓練には双方から計約1800人が参加。共同作戦のため事前に定められた要領で、部隊はそれぞれの指揮系統に従って行動。実弾射撃や米軍ヘリコプターによる陸自隊員の救護活動を行う。
 訓練に先立ち、米軍ヘリは国外から船で白老港(白老町)まで運ばれて組み立てられた。反対派住人から「白老港が使われたことで、訓練地が演習場の外にまで実質的に拡大された」の声が出ている。
(共同通信)