韓国「日本への憂慮が拡散」 14年版の外交白書で記述


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 【ソウル共同】韓国外務省は28日、2014年版の外交白書を発表した。日韓関係に関する項目では、領有権を争う竹島(韓国名・独島)で日本が不当な主張を強めながら、集団的自衛権の行使容認へ向けた動きなど軍事力の強化と活動範囲の拡大を進めているため「周辺国と国際社会に疑いと憂慮が拡散している」と記述した。

 旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する韓国の立場や日本の動きに関する記述の分量を大幅に増やし、約1ページ半にわたって詳述した。
 今回白書の内容は13年の外交活動を振り返るもので、同年2月に発足した朴槿恵政権の活動を初めてまとめた。
(共同通信)