シリア内戦めぐり独で国際会議 近隣国支援の声明採択


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリンで28日、シリア内戦による難民の支援策について話し合う国際会議が開かれた。欧米や中東の40カ国以上の代表が出席し、難民が大量に流入しているレバノンやヨルダンなど近隣国への支援をうたった声明を採択、閉幕した。

 声明に拘束力はなく、具体的な支援額には言及していない。一方、ドイツのシュタインマイヤー外相は会議後の記者会見で、今後3年間、同国として難民受け入れ国への支援に少なくとも5億ユーロ(約690億円)を拠出すると表明した。
 米国は同会議で、これまでの支援に加え1000万ドル(約11億円)の追加支援を発表した。
(共同通信)