北朝鮮、潜水艦ミサイル試験台か 米大学分析サイトが発表


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は28日、北朝鮮が同国東部咸鏡南道の新浦で、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発目的とみられる試験台を建設したことを確認したと発表した。民間衛星写真を分析した。

 新浦は日本海に面し、潜水艦の基地や建造施設がある。試験台は高さ約12メートル。昨年建設が始まり、今年4月までに完工した。潜水艦や洋上艦艇からミサイルを垂直方向に撃ちだす発射管の研究開発や試験に使うのに適した大きさ、形状という。
 SLBMは核による反撃を可能にし、核抑止力の強化につながるとされる。
(共同通信)