糸満が準優勝 初のセンバツへ 秋季九州高校野球


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 来春の選抜大会出場校選考の参考資料となる高校野球の秋季九州大会(第135回九州大会)は30日、福岡県の北九州市民球場で決勝を行い、糸満(沖縄2位)は九州学院(熊本1位)に3―4で敗れ、初優勝を逃した。九州学院は26季ぶり4度目の優勝。

 糸満は一回にスクイズで1点を先制し、七回にも比嘉良平のスクイズと金城匠吾の内野安打で2点を加えて3―0とリードを広げた。しかし八回、4安打に失策も絡んで同点に追い付かれた。九回は1死二、三塁から満塁策の後、押し出し四球を与えてサヨナラ負けした。
 選抜大会には九州地区から一般選考で4校が選ばれるため、今大会準優勝の糸満の選出はほぼ確実。出場が決まれば2011年夏以来で春は初、通算2度目の甲子園出場となる。出場校を決める選考委員会は来年1月23日に開かれる。