知事、川内原発「安全性を確認」 臨時鹿児島県議会


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 鹿児島県議会は5日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働の是非を議論する臨時議会の本会議を開いた。伊藤祐一郎知事は、原子力規制委員会が川内原発に対し、新規制基準に適合するとした審査書を決定したことを受け「安全性の確保が確認されたと考えている」と述べた。

 県議会(定数51、欠員2)は、自民党県議団が35人と過半数を占めており、7日の本会議で賛成の陳情が採択される見通し。その後、伊藤知事も同意を表明するとみられ、再稼働に必要な地元手続きが完了する。
(共同通信)