渡名喜(女子48キロ級)僅差の準V 講道館杯柔道


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 柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日は9日、千葉ポートアリーナで男女計7階級が行われ、女子63キロ級は世界ジュニア覇者の17歳、嶺井美穂(神奈川・桐蔭学園高)が決勝で平井希(自衛隊)に一本勝ちし、初優勝した。

 48キロ級は2010、11年世界女王の浅見八瑠奈(コマツ)が2年ぶり4度目の制覇。両親が沖縄出身で大学1年の渡名喜風南(帝京大)は決勝で浅見に敗れたが、延長戦に持ち込む健闘ぶりだった。同級の饒平名知子(沖尚高―筑波大)は1回戦敗退した。52キロ級は元世界女王の西田優香(了徳寺学園職)が5年ぶりの優勝。男子100キロ超級は岩尾敬太(京葉ガス)が初優勝し、ホープの小川雄勢(東京・修徳高)は1回戦で敗れた。