衆院の早期解散観測止まらず 谷垣氏「首相が熟慮」


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 自民党の谷垣禎一幹事長は11日の党役員連絡会で、早期の衆院解散・総選挙があるとの見方が与野党に広がっていることに関し「解散は安倍晋三首相の専権事項だ。首相が熟慮して決めるだろう」と表明した。党幹部は取材に対し「解散の雰囲気が出てきた」として早期解散の流れは止まらないとの見方を示した。各党幹部や閣僚から発言が相次いだ。
 首相は17日に外遊から帰国する。谷垣氏は役員連絡会で「首相の外遊中に解散についてあれこれ言うべきではない」とくぎを刺した。党幹部は取材に「最速で19日の解散もあり得る」と述べた。
(共同通信)