イラン核協議「まだ相違点」 制裁解除に不信感


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 【マスカット共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランは11日、中東オマーンの首都マスカットでの協議を終えた。仲介に当たったオマーンのアラウィ外務担当相は終了後に記者会見し、双方の間に「まだ相違点が残っている」と明らかにした。

 包括解決に向けた交渉期限は24日に迫っており、双方は18日からウィーンで協議を再開する予定。米中間選挙でイランに強硬姿勢を取る共和党が上下両院を制したことを受け、イランは米国主導の制裁が解除されるかどうか不信感を持っているとみられ、交渉関係者は、制裁解除の在り方が今回の主要争点だったと述べた。
(共同通信)