核関連予算、10%増検討 米国防長官、装備劣化で


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 【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は14日、ワシントン近郊の国防総省で記者会見し、核兵器関連の予算を今後5年間にわたり毎年10%程度増額することを検討していると述べた。劣化が著しい関連装備の近代化が目的。
 現在の予算は年間150億~160億ドル(1兆7400億~1兆8600億円)としており、増額分は合計で100億ドル前後に達する可能性がある。
 核ミサイル部隊で定期技能審査の集団カンニングなど不祥事が相次いだことを踏まえ、ヘーゲル氏が問題点の調査と改善策の策定を指示していた。
(共同通信)